2010年3月18日木曜日

映画 『生きる』




近頃映画は邦画をよく観ている。昨夜は黒沢明監督の『生きる』を観た。

 主人公は無気力、無感動な人生を送ってきた定年間際の公務員。自分の余命が残りわずかだと知ってから、心を無くし過ごして来た自分の人生を振り返り、『何も無かった』事に気付く。

人間として自分は何をすべきか、、。
目標を見つけ残りの人生を『生きた』主人公。

1952年の作品だけに、映像や音声が古く感じるものの、観ているうちに映画に吸い込まれて行った。

自分自身、食事と屋根があるだけでは生きて行けないタイプだけに、この映画は響いた。やはり『生きる』=『活きる』でありたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿